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気まぐれ本棚

まったり気まぐれな管理人がお送りする資格取得と趣味のブログ

危険物取扱者試験 概要

一般財団法人 消防試験研究センターが指定試験期間として実施している、危険物取扱者試験について簡単にまとめました。

情報は平成27年5月21日現在のものです。法改正や試験制度改正に伴う変更が起こった場合、気が付き次第修正しますが、気が付かなかった場合、忘れていた場合はコメントをいただけると助かります。

 

◆区分

甲種危険物取扱者

 全種類の危険物の取り扱い及び立会いすることが可能。

 化学系学校卒業や実務経験、乙種免状を取得しているなどの一定の資格が必要。

 受験料は5,000円。

 

乙種危険物取扱者

 第1類~第6類まで細分化されており、それぞれの類で取り扱い及び立会いすることができる危険物が異なる。

 第1類(酸化性固体) 塩素酸塩類、無機過酸化物、過マンガン酸塩類など

 第2類(可燃性固体) 硫化りん、赤りん、マグネシウムなど

 第3類(自然発火性物質及び禁水性物質) ナトリウム、アルカリ金属、りん化物など

 第4類(引火性液体) 二硫化炭素、ガソリン、重油など

 第5類(自己反応性物質) 有機過酸化物、ニトロ化合物、アゾ化合物など

 第6類(酸化性液体) 過塩素酸、過酸化水素、硝酸など

 受験料は各類ごとに3,400円。

 

丙種危険物取扱者

 乙種第4類危険物(引火性液体)の中でも、

  ガソリン、灯油、軽油

  第3石油類(重油や潤滑油及び引火点が130℃以上のものだけ)

  第4石油類

  動植物油類

 のみを取り扱うことができる。なお、丙種は立ち会うことはできない。

   受験料は2,700円。

 

◆受験資格

甲種危険物取扱者

 あります。下記いずれかの条件を満たしている必要があります。

  1. 大学などで化学に関する学科等を卒業
  2. 大学などで化学に関する授業科目を15 単位以上修得
  3. 乙種危険物取扱者免状(指定する4種類)を有する(1類または6類、2類または4類、3類、5類)
  4. 化学に関する事項を専攻して、修士・博士の学位を取得

 

乙種危険物取扱者

 ありません。誰でも受験が可能です。

 

丙種危険物取扱者

 ありません。誰でも受験が可能です。

 

◆試験科目と合格基準

試験科目には、

  1. 危険物に関する法令(以下、法令)
  2. 物理学及び化学(乙種は基礎的な化学)(以下、物化)
  3. 危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法(以下、性消)
  4. 燃焼及び消火に関する基礎知識(燃消)

があります。それぞれの区分によって問われる科目及び問題数が異なります。

 

甲種危険物取扱者

 法令:15問

 物化:10問

 性消:20問

 合計45問を2時間30分で解答します。

 各科目それぞれ60%以上の正答で合格。

 

乙種危険物取扱者

 法令:15問

 物化:10問

 性消:10問

 合計35問を2時間で解答します。

 各科目それぞれ60%以上の正答で合格。科目免除がある場合は、免除された箇所を除く60%以上であれば合格。

 

丙種危険物取扱者

 法令:10問

 燃消:5問

 性消:10問

 合計25問を1時間15分で解答します。

 各科目それぞれ60%以上の正答で合格。科目免除がある場合は、免除された箇所を除く60%以上であれば合格。 

 

◆合格率

 平成26年度の各区分ごとの合格率は以下の通り。

  甲種危険物取扱者:32.8%

 

  乙種危険物取扱者

   第1類:67.3%

   第2類:67.3%

   第3類:67.5%

   第4類:29.2%

   第5類:68.6%

   第6類:65.3%

 

  丙種危険物取扱者:48.5%

 

 ◆科目免除制度

 甲種危険物取扱者

  科目の免除制度はありません。

 

 乙種危険物取扱者

  1. 乙種の免状を持っている場合に、未取得の類を受験するときは「法令」と「物化」が免除となり、「性消」のみになります。また、受験時間が1種類あたり35分に短縮されます。同時受験する場合は、類の数だけ受験時間が加算されます。
  2. 火薬類製造保安責任者または火薬類取扱保安責任者の免状を持っている場合に、第1類または第5類の「物化」のうち6問、「性消」のうち5問が免除となり、全24問で試験時間が1時間30分に短縮されます。

 1と2を両方満たす場合は、受験科目は「性消」の5問で試験時間は35分に短縮されます。 

 

 丙種危険物取扱者

  5年以上消防団員として勤務し且つ、指定の教育訓練を修了した場合は、「燃消」が全部(5問)免除となり、試験科目は「法令」と「性消」の合計20問。試験時間は1時間に短縮されるます。

 

◆その他

問題用紙は持ち帰れない 

 甲・乙・丙どれにも言えることですが、問題用紙の持ち帰りができません。

 ですので、自己採点をすることが難しいです。

 問題集を見て何となく近い問題が、合っていたかどうかを見るくらいしかできないでしょう。

 記憶力抜群の人は自己採点、余裕でしょう。

 もっとも、自己採点できるほど記憶が良ければ、不合格になることはまずないでしょうけど。

 

過去問は基本的に公開されていない

 一応、試験を実施している(一財)消防試験研究センターでは、過去に出題された問題として一部だけ公開しています。

 

www.shoubo-shiken.or.jp

 

 それ以外は闇の中。

 ただ、試験対策を掲げている各出版社などはたくさんあります。

 こぞって類似問題を収集しているので、学習においてはまず問題はないでしょう。

 

 

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