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消防設備士試験(甲種4類・乙種7類)を受験してきました

とある工業系高校で消防設備士試験を受験してきました。

 

◆通い慣れた学び舎

紛らわしいですが、出身校ではありません(笑

危険物取扱者試験(乙4)からなので、5回目。もう3年目になります~。

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危険物取扱者試験は甲種合格で卒業になりましたが、消防設備士試験で再度通います!

スリッパ(上履き)が必要ですが、駐車場有りなので私にとってはとても重宝する受験会場ですね~

うちの県で実施しない試験を受験する時は電車やら有料駐車場やらを探すところから始めなければならないですし・・・(汗

 

◆教室へは一番乗り

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開場は8時半ごろ。

さっと受験教室を確認して進みます。

既に教室の場所も把握している始末ww

 

私が受験した県では電気工事士免状を持っていると、「甲種4類と乙種7類」または「乙種4類と乙種7類」の併願受験ができます。

 

甲種4類の併願は9人(うち、2人欠席)。

乙種4類の併願は2人(他のクラスなので欠席者数は分からず)。

 

◆受験して思ったこと

絶対合格した!という感じは無く、絶対落ちた!という感じもしない、何とも中途半端な感覚ですが、その原因は実技(特に製図)ですね。

筆記試験についは、問題集をやりこんだおかげか「うわっ、全然わかんない!」ということはなく「あー、見たことないなー」っていうのは両類とも1~2問程度でした。

 

4類も7類も問われる内容はさほど難しくありませんが、併願となると面積や音圧などの数値を間違えないように注意する必要があります。

(防火対象物の自火報設置基準と漏電火災警報器の設置基準など)

 

ただ、法令は共通する部分が多いですし、電工での免除の場合は7類の実技が免除となるので、違いをしっかり区別して勉強できれば、併願という受験方法はおすすめです。

 

それと、当たり前かもしれませんが危険物に比べると圧倒的に年齢層が高めです。

高校生は見かけませんでしたー。

免状を取得すると、従事の有無に限らず講習の受講義務が発生するので、受験する人は免状を必要としているって感じな人が多かったです。

 

◆出題された内容

電気工事士免状を使っての免除を受けていますので、電気関係と一部実技は記述しません。

ご参考までにご覧ください~。

 

甲種4

【筆記】
特別防火対象物の組み合わせ
消防設備士の講習受講義務発生のタイミング
市町村条例による強化
設置後の検査が必要な防火対象物
増改築後の床面積数
警戒区域の面積と距離
信号受信後、受信機の火災表示時間
定温式感知器の公称作動温度範囲
区分鳴動方式の鳴動階
ガス検知器を設置しなくてもよい防火対象物

 

【実技】

試験器を見て感知器を回答(メーターリレー、減光フィルター、煙感知機用感度試験器、加熱試験器)
加煙試験器の名称回答、使用する感知器の種類
光電式分離型感知器の設置距離(壁、高さ、光軸間)
自火報に火災灯が点灯したときの原因(感知器作動以外の場合)
煙感知器の設置距離(30m)
煙感知機の設置省略距離(階段等から10m)
地階の製図(感知器設置、配線)
階段室の感知器設置

 

乙種7

【筆記】
漏電火災警報器の設置箇所(原則屋外、困難屋内)
構造(音圧、表示灯の電球、絶縁抵抗)
公称作動電流(200mA、1A、最小値)
出力電圧値の変動範囲(75%~125%)
受信機の周辺温度試験(-10℃~40℃)
作動しない設計出力電圧(52%)
作動する設計出力電圧(75%)
契約電流と面積による設置が必要な防火対象物
電流遮断を行う装置をつける場合の状況

 

 

最終更新:2017年2月10日