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消防設備士試験(甲種4類・乙種7類)の勉強方法&まとめ

最終更新:2024年04月07日

甲種4類と乙種7類の消防設備士試験を無事、ダブル合格できたのでまとめます~。

 

◆私のスペック

消防設備士試験シリーズ(?)は初受験。

危険物取扱者試験は乙1~6類と甲種制覇済み。

第二種電気工事士の免状を使って一部免除しています。

 

◆勉強方法

危険物取扱者試験と同じで過去問が公開されていません。

なので、各出版社が出している予想問題が頼みの綱です。

過去問非公開と計算問題の試験、法令改正がよくある試験はめんどいな~(ボソッ

 

甲4にも乙7にも共通することですが、とりあえず問題を解いてみるというのが重要です。

筆記試験については、知識を蓄える時期だと新しい用語に苦戦するかもしれませんが、繰り返していればすぐに覚えられるでしょう。

テキスト以外にも防災製品を取り扱っているサイト(能美防災の製品ページパナソニックの製品ページ)もぜひ活用してください。

 

実技試験(特に甲4の製図)についてはテキストから入るより、答えを見ながらでもいいので、まず図面に書き込んでみることが大切です。テキストから丁寧に進めようとすると、時間がかかります(設置面積や天井高を覚えたりなど)。

まずは、製図試験がどんなものなのかということも含め、やってみるといいでしょう。

 

さて、甲種4類で使った書籍を紹介。

 

問題集。危険物取扱者試験でも鉄板ですが「工藤本」です。

実際に受験した人から問題を収集しているためか、かなり実問題に近く作られています。

これが完璧にできていれば、筆記試験は問題ないでしょう。

 

 

初の分野だったので、問題集だけでは心許ない・・・というわけで、テキスト付きのこの書籍も買いました。

設置基準等はネットに情報が少ないため、1冊テキストがあると少し安心です。

工藤本にもテキストがあるので、そちらでもよかったのですが色が好みではなかったので変えてみましたー。

 

次に実技試験対策ですが、比較的高評価だったこの書籍を買ってみました。

ただ、内容が細かすぎるので、「とりあえず、試験に合格したい」という方にはあまりお勧めできません。これを全部理解しようとするとかなり時間を要します。

内容的には製図方法について丁寧に記載されているので、参考書籍としては優秀かと思います。

製図以外の実技試験については、筆記試験の延長(鑑別や設置基準など)なので、筆記試験をしっかり対策すれば問題ないでしょう。 

 

数少ない模擬テストです。が、これはあまりお勧めしません。

理由は誤字脱字が多すぎる。ページが間違っていて適切なページに飛べない箇所が多く、解答や参考資料が使いづらいことこの上ありませんでした。

ただ、純粋な模試(解答して答え合わせだけ)としての利用なら使えなくはないです。

が、おすすめはしません(重要なので2回言いました)。

正誤表も出ていないようですし、使いにくかった印象しかありませんが、気になる方は一度実際に本を手に取ってみてから購入をご検討ください。

 

次に乙種7類で使った書籍。

 

まずは問題集。甲4と同じく工藤本です。

こちらも甲4と同様に安定感のある問題集なので、これが攻略できれば問題ないでしょう。

 

乙7のテキストは工藤本を選択しました。

というより、他にあまり選択肢がなかった。

 

◆注意事項

甲4も乙7も電工の免除を受けているので、電気関係と一部実技(乙7の実技は全部)を受けていません。ほぼ勉強もしていません(笑

ただし、甲4の「消防用設備等の構造・機能・工事・整備」の「電気に関する部分」が免除になりますが、実技試験ではその知識を持っている前提で問題が提示されます。

なので、この分野についてはしっかり勉強をしておくことを強くお勧めします。

くれぐれも、免除だから~と無勉では行かないでください。ほぼほぼ返討ちにあいます。

 

甲4と乙7の併願ですが、確実に合格を目指すならお勧めはあまりしません。

理由は「設置基準が混同する可能性があるから」です。

自火報・ガス検知器・漏電火災警報器の設置基準は、ちゃんと覚えないとごちゃごちゃになります(経験者は語る

もし併願をする場合は、しっかり区別して学習してください。

 

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