無事、航空特殊無線技士試験に合格できましたのでまとめます。
◆筆記の勉強方法
さて、航空特の試験科目は「無線工学」「法規」と「電気通信術」の3つです。
「無線工学」や「法規」は一陸特を除く他の特殊無線技士試験と同様、過去問をしっかりこなせば合格ライン突破は余裕です。
書籍は二陸特や二海特でも利用したこれを使用しました。
テキストの改定頻度が少しゆっくり目なので、受験するタイミングでは最新がないかもしれませんが、古いものでもほぼ同じ問題が出るのであまり気にしなくても大丈夫です。
2~3回こなせば十分なくらいですが、一陸特の時の苦い思い出(一陸特まとめを参照)があるので、念のため計算問題もやり込みました。
といっても一陸特とは違い、計算問題も少ないし簡単だしそこまで気負いする必要はありませんね(`・ω・´)b
◆最大の難関は電気通信術なのは言うまでもない
で、問題なのは「電気通信術」です。
何が問題って、「暗語」を覚えることでも「受話」の書き取りでもなく、
「試験官に向かって送話すること」ですよ(;´・ω・)
広い会場で試験官と1対1。
緊張することこの上ないですよ。
普段、大勢の人の前で話す事を何とも思わないのですが、試験官相手ではムリでした(ヾノ・∀・`)ムリムリ
途中、読み上げている暗語が合っているのか分からなくなるくらい緊張してしまい、終了直後は合格の自信が全くありませんでしたー。
私の場合は「電気通信術 電話 練習用ソフトウェア」を使って受話した後、答え合わせついでに送話の練習も合わせて徹底的に覚え込みました。
とりあえず、試験は緊張しますので体に染み込むくらい送話の練習をしておいて、無意識にでも送話できるようにすれば、頭が真っ白になっても何とかなるか!的なノリで(ォィ
相当回数やりました。たぶん送話と受話1回2分100文字を100回ずつくらい。
あと、日常生活でもアルファベットを見たら「暗語」読みしてみたりとか。
注意が必要だったのは「B(ブラボー)とV(ビクター)」、「K(キロ)とQ(ケベック)とC(チャーリー)」が間違えやすかったのでご参考までに。
それと、受験時の記事にも書きましたが、このソフトウェアの明瞭な発音に慣れていると、試験時音声の不明瞭さに愕然とします(苦笑
私が受けた印象だと、上記ソフトウェアでは「Z」を「ズールー」と発音していましたが、試験用音声は「ズー」だけでした。
受話を開始する直前にA~Zまでの空読みがあるので、しっかりと確認しましょう。
◆電気通信術の得点が分からなかったけれどとりあえず合格
ちなみに、航空特を取得していると航空通の電気通信術は免除されます。
以上、航空特殊無線技士試験のまとめでしたー。