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フォークリフト運転技能講習を受講してきた 1日目

最終更新:2021年11月06日

先日、第一種大型特殊自動車運転免許を技能試験(俗にいう一発試験)で取得し、前々から欲しいなーと思っていたフォークリフトが時短で受講できるという事で行ってきました。【学科編】

  

フォークリフト運転技能講習とは

さて、フォークリフトを操縦すること自体は、自動車を私有地で運転するのと同様に特別な免許や許可はいりません。(所有者への使用許可は必要ですよ!

ただ、フォークリフトを使用して業務を行う場合は労働災害防止のため、労働安全衛生法に定められている技能講習を受講し、試験に合格しないといけないことになっています。

公道を走行するならナンバーの取得と大特または小特(含、普通)が必要です。

 

私有地で業務外に使うにしても、知っておいた方がいいことは多いし、何よりレンタル会社さんも受講していないと貸してくれないっていう話を聞きますし。

公私関係なく使用する可能性があるなら、受けておいて損はないと思います。

 

受講は18歳以上ならだれでも可能。

技能講習を修了すると最大荷重1トン以上(限定なし)を使用して業務を行えます。

ちなみに、特別教育を修了すると最大荷重1トン未満を使用できます。

 

また、この技能講習にはいくつか種類があります。

 ・35時間コース:資格不要

 ・31時間コース:大型、中型、普通免許、大型特殊自動車(限定)所持

 ・11時間コース:大型特殊自動車(限定なし)所有

その他にもいくつか種類がありますが、概ねこの3つが主流のようです。

そして、魅力的なのがこの受講期間と費用。

 ・35時間コースは5日間(48,000円)

 ・31時間コースは4日間(39,000円)

 ・11時間コースは2日間(25,000円)

仕事で取得命令を受けている訳ではない私としては、平日をこの件で4日も休むことは至難の業。

というわけで、これも見込んだうえでの大特取得だったわけです。

 

 

◆1日目は学科

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1日目は学科です。

朝8時30分~17時15分まで、途中休憩はありますがほぼみっちり教本を用いて学びます。

受講生は私を含めて8名。うち、11時間コース(大特所持)は3名。

残りは31時間コース(自動車免許等所持)のようでしたが、学科は一緒に受けるみたいですね。

 

それと、31時間コース(自動車免許等所持)と11時間コース(大特所持)は自動車免許を持っているという事で、走行に関する内容は免除となります。

ディーゼルエンジンの仕組みについてのみ、映像教材を見ました。

 

余談だけれど、講習中に何度か放映された映像教材はどれも古く、出てくる女性はみんな肩パッドの入った服っぽかった(;・∀・)時代を感じる

 

学科終了後には学科試験があり、これを合格しないと翌日の技能講習に進むことができませんので、しっかり聞いておく必要があります。

重要な所(試験に出る所)は講師がその都度言ってくれるので、しっかりメモします。

昔、アルバイトしていた時にフォークリフト自体は見たことがあったし、全く知らないわけではなかったのですが、普通のフォークリフト以外にもサイドフォークリフトリーチフォークリフトなど、見たことのない物ばかりでした(`・ω・´;)

 

しかも、よく見かけるフォークリフトは正式には「カウンタバランスフォークリフト」というらしいですね。

車体のお尻部分(運転席後ろ)に重りを乗せて、リフトする荷物を前輪で天秤のようにバランスを取ることからこの名前がついているようです。

 

◆久しぶりの物理

さて、学科も進んでくるとこういった作業系には切り離せない重要な分野があります。そう、「物理学」(;゚Д゚)

モーメントなんてものすごく久しぶりに聞いた!

高校時代の苦い思い出が・・・(;・∀・)アハハー

 

ただ、後述しますが学科試験は四肢択一ですし、計算問題は出ません。

感覚で覚えておければ良し(`・ω・´)b

 

◆関係法令は流し読み

最後にこの技能講習の根拠法でもある「労働安全衛生法」や「労働安全衛生規則」などの重要な所を講師が読んでいきます。ここもひたすらメモ。

ただ、ここまでに学んできた内容の根拠という事もあり、「ここで規定されているからさっき学んだんだなー」となんとなくわかります。

 

あと、中途半端に社労士の勉強をしていたので、目的条文なんかは懐かしさを感じました(;・∀・)

 

◆関門「学科試験」

1日目の最後には学科試験があります。

問題は「走行」「荷役」「力学」「関係法令」が各5問ずつ。

ただし、「走行」が免除なので残りの3分野で実際には15問のマークシート方式。

四肢から「まちがっているもの」を一つ選ぶという問題でした。

合格基準は各分野3割、合計6割(だったと思う)以上が必要。

ひっかけっぽいものもあるので、とりあえず選択肢は全部見ましょう。

 

試験終了後、待つこと5分。

「お疲れ様でしたー。全員合格です。」

というお言葉をいただいて学科(1日目)終了。

 

実技(2日目)に続きます。

 

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