先日、第一種大型特殊自動車運転免許を技能試験(俗にいう一発試験)で取得し、前々から欲しいなーと思っていたフォークリフトが時短で受講できるという事で行ってきました。【実技編】
【学科編】
◆実技講習はTCMのFD15
このFD15は学科でも習いますが、「フォーク・ディーゼル・1.5t」という略です。
技能講習では1トン以上の荷物を使って講習することが義務付けられているようなので、必然的に1トン以上のフォークリフトを使うわけですが、定格荷重が1トンピッタリだと危ないというわけで1.5トンを使用しているようです。
個人的には5トンとか、もっと大きいやつでやってみたかったなー|д゚)
講習開始冒頭、講師から「この11時間コース(大特所持)は合格率50%です。受講をしたから必ず修了証をもらえるというわけではないので、気を抜かずに頑張ってください」と言われ、出鼻をくじかれかけます(;゚Д゚)
いや、もちろん「受けたらもらえる」なんて思っていませんが、合格率50%は中々ハード(;´・ω・)実技苦手なんスよ・・・
◆早速乗ってみる
さて、乗車前にフォークリフトの周りを右回りに一周しながら、
・荷役よし
・油漏れなし
・タイヤよし(右前輪)
・タイヤよし(右後輪)
・水漏れ、油漏れなし
・タイヤよし(左後輪)
・タイヤよし(左前輪)
・ヘッドガードよし
・前よし
・後ろよし
と指差し呼称をしながら各箇所の点検をやります。
個数こそ多いものの、重量物を持ち上げる以上しっかりと確認します。
確認が出来たら三点保持で乗車。
シートベルトをしてから「ペダル」「レバー」「ハンドブレーキ」「ランプ」「モニター」を確認して、走行姿勢を整えたら出発です。
出発前にもクラクションを鳴らしてから、全方向を指差し確認。
コースはこんな感じ。
※拙い絵はご愛嬌ということで(汗
スタート地点から左折で荷物をピックアップ。
そのまま後退して走行姿勢にしたら右バック。
再び右折して荷積み作業をしたら左バックでスタート地点へ。
試験ではこのコースを規定時間6分30秒以内に完走する必要があります。
結構狭いコースですが、後輪操舵なので案外スイスイ~。
大特の試験車両より小さいし、スピードを出さないので問題なし♪
講師も「ここに来たらハンドルを2回転で!」と、教えてくれます。
応用は効かない方法ですが、実際は微調整が必要なので少し慣れが必要かも?
それにしても、指差し呼称の数と荷役操作時の駐車動作が多いこと。
それだけ重要なことなんでしょうが、緊張して今何をやっているのか忘れそうです(苦笑
◆他の受講者と交代で練習
11時間コースは私を含めて3名。
コースを1回走るのに、講師の話を聞きながらでも7分程度。
比較的多く乗れたかと思います。
他の方が運転している時も、指差し呼称をイメトレ、イメトレ。
隣では35時間コースの方たちが5名で1台を使いまわしていました。
明日以降は2班に分かれるのかな?
直進と後退、八の字などをやっていましたねー。
大特を持っているとこの辺りがまるっと免除になり、いきなり荷役作業から始まります。
本当はフォークリフトを受講するのは少しあとにしようか迷っていたんですが、後輪操舵を覚えているうちにっ!と思って受けて正解でした。
実技では走行ができていないと、荷役作業もままなりません(;・∀・)
◆実技試験
お昼を挟んで合計6回ほど練習をしたらいよいよ試験です。
習ったことを思い出しながら、実技コースを走ります。
視界の端で採点中の講師が様々なジェスチャーをしているのを参考に、極力自分の身体に覚え込ませた操作を行います|д゚)
緊張して指差し呼称は全部出来たかよく覚えていません(;・∀・)
が、「全員合格です」というお言葉をもらい講習修了。
無事、修了証をもらいましたー。
シールはヘルメットに貼り付けるやつですね。
作業時は修了証を携帯している必要がありますが、これが貼ってあれば作業中でも見ただけで判断できます。
受講した種類は安全衛生教育の時と同じで、裏に記載されていくみたいです。
こんなに空欄があると・・・|д゚)ウメターイ
日程的に厳しいからしばらく先になるだろうけれど、「車両系(整地等)」「玉掛け」「小型クレーン」「高所」あたりは取ってみたいなー。
重機って不思議な魅力が(*´Д`)