ゴールド免許はどのタイミングでもらえるのか、についてのちょっとした経験談。
◆ゴールド免許とは
自動車の運転免許証には「グリーン」「ブルー」「ゴールド」の3種類があります。
グリーンは初めて免許を取得した場合にもらう色の免許証で、有効期限は3年間。
その期間中に別の種類の免許を取得して併記するとブルーに変わります。
ブルーはグリーン免許だった人が初めて更新した時や、過去5年以内に違反歴がある人に交付される免許。有効期限は初回更新の人は3年間、それ以外の人は違反の状況によりますが3年から5年間。
ゴールドは過去5年間のうちに違反歴がない人に交付される免許です。有効期限は5年間。
ゴールド免許は交通事故や違反の危険性がないこともあり、自動車保険などでも割引がついたり、更新時に30分の講習で更新が可能などの特典があります。
その他にも年齢によって有効期限は3年または4年という場合もあります(高齢者)。
◆ゴールド免許になるタイミング
ゴールド免許は上記の通り、過去5年間の違反歴をチェックしますが、基準となる日は「免許更新」と「免許併記」で異なります。
「免許更新」は免許証に記されている有効期限が近づいたら行う更新です。
近くなると更新通知はがきが送られてくるものですね(`・ω・´)
誕生日の前後1か月(計2ヶ月間)の間に更新ができるものですが、この更新時の違反歴は更新年の誕生日の40日前を基準に判定されます。
例えば、4月15日生まれの人が2020年3月15日に違反を起こした場合、2025年5月15日に更新したとしてもゴールド免許にはなりません。
もう一つ「免許併記」は現有免許の更新以外のタイミングで新しい免許を取得した場合に書き換えるものです(普通車を持っていて、普通自動二輪車を追加するなど)。
この場合は、基本的に併記日(適性試験実施日)が基準となり、その日からさかのぼって5年間の間に違反歴がなければゴールド免許となります。
こちらには免許更新時のような40日ルールはありません。
◆私が直面した実例
さて私は先日、一発試験(技能試験)で「普通二種」を取得し、ほぼ同時期に教習所で「大型一種」を取得しました。
kimagure-hondana.hatenablog.com
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同時に複数の免許を併記すると、免許発行手数料が少し安くなります。
なので、当初からこの2種類の免許を同時に併記するつもりでいました。
普二と大型の併記をするために免許センターを訪れた日(併記の日)を基準とすると、過去5年間の違反歴はありませんが、普二の適性試験を受けた日を基準とした過去5年以内に違反歴があります。
(一発試験は初回受験時に適性試験をしますので、併記の日ではなく、適性試験合格の日が基準日になります)
現在の免許証はブルーで、昨年更新した際の新しい有効期限は3年間。
最後の違反から5年が経過しようとしている今年、新しい免許を取得して次の免許更新を待たずにゴールド免許にしようという魂胆ですが、ここで疑問。
併記日時点では既に5年間の無事故無違反を達成していますが、普二の適性試験を基準とされると5年を経過していません。
大型一種の併記で行われる適性試験が採用されれば、日付が新しい大型一種の適性試験日を採用してゴールド免許となるはず・・・
ですが、普通二種と大型一種の適性試験は基準が同じであるため、普通二種の適性試験の有効期限(半年以内)内である併記だと、大型一種の適性試験は省略されてしまうかもしれません・・・
免許発行手数料は同時申請で安くはなりますが、試験手数料はそれぞれの免種ごとにしっかり払っているので適性試験をしてほしい・・・
そして、ゴールド免許にしてほしい・・・(;・∀・)
◆結果は
ゴールド免許でした(`・ω・´)b
免許を取得して十数年。初めてのゴールド免許(∩´∀`)∩
大事にしよう(;´∀`)
心配していたけれど、普通二種の適性試験をそのまま採用することはなく、大型一種で適性試験をしたためか、そちらが基準日として採用されたようです。
まぁ、こんなレアケースはそうそうないと思いますので、一発試験で新しい免許種類の取得してゴールド免許を狙おうと思っている方は、書き換えの日(併記の日)ではなく適性試験の日が基準になることに注意しましょう。
という小話でしたー(=゚ω゚)ノシ