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毒物劇物取扱者試験(一般) まとめ&勉強方法

最終更新:2024年04月07日

今さらながら毒物劇物取扱者試験を簡単にまとめます。

 

 

◆そこそこ覚えることが多い

危険物取扱者試験や登録販売者試験などを経験していると、「あー、こんなのあったなー」という問題が多々あります。

が、しっかり覚えていないと細かい部分がアレ(;・∀・)?状態になります。

 

基本的に過去問をしっかりとこなせば合格ラインは達成できると思います。

あまり深掘りする必要はありませんが、問題や解答に出てくる内容は漏れのないように学習することをお勧めします。

 

細かい数値(%:濃度)によって毒物・劇物になるかを判定する問題も出ますので、薬物名や数値はあいまいにならないようにしましょう。

また、性質等は色・形状・揮発や引火などの特性、においなど覚えることがたくさんありますが、薬物の写真をGoogle先生に聞いてみるとその見た目で覚えることが出来るので、画像検索はお勧めです(気体・液体・固体の違いが分かるだけでもグッと正解に近づけます)。

 

◆非理系は化学が落とし穴?

私は”元”理系なのでそこまで苦労はしませんでしたが、基礎化学は非理系にとっては結構難しめかと思います。

炎色反応やpH、中学~高校で習う物質などが出ますので、中学~高校の理科・化学が苦手な方は、中学の理科や高校の化学Ⅰの参考書などを眺めてみるといいかもしれません(買わずに立ち読みくらいでも

 

モル濃度とか化学式とかはちゃんと理解しないと難しい印象です。

都道府県によって問題が異なるので、それぞれの場所により出題傾向は変わってくるかと思いますが、合格基準を考えるとあまり捨て問題を作らない方が賢明ですね。

 

 

◆使った書籍はこれ

 

 

 

劇物の試験も多分に漏れず、基本的に過去問題集をこなします。

わからないところや数的処理は教本を参考にしながら進めます。

数的処理については他の数学系や物理系分野にも言えることですが、「慣れ」が必要です。計算問題に苦手意識がある方はなおのことですが、公式を覚えるよりも、問題を何度も解いて感覚をつかむことがコツです。

 

あとは、受験する都道府県のホームページに過去問が3年分くらい公開されているので、必ず演習しましょう。

コンスタントに8割取れれば、ほぼ合格できます。

 

 

都道府県のホームページに掲載されている過去問は基本的に問題と正答しかありません。また、過去3年分くらいというのが多いので、もっと見たい!とか解説もみたい!という方はこちらもおすすめです。

解説がちょっと難しめですが、まったく解説のない都道府県の過去問よりはとっつきやすいかと思います。

 

 

 

 

 

ちなみに、農業で必要とされる品目のみの「農業用品目編」というのも、同じシリーズで出てましたのでご参考までに。

 

 

 

コツとしては、登録販売者や危険物取扱者試験もそうだったのですが、すべての物質を一から覚えようとするとドツボにはまります(←たぶんこれが教科書から入ると失敗する事例になるかも

 

問題集で頻出問題とされるものは絶対に落とさないようにして、そこから関連・派生していく覚え方の方が無駄になりにくいです。

 

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