乙4を受験した時の記録。
私が受験したところでは、危険物(乙種各類)の同時受験(併願)が最大3種類まで受験することが可能でした。
しかし、残念ながら乙4のみ、他の類と同時受験が出来ません。
というわけで、乙4取得してから残りの類を取得する方法。フルコンプする気マンマンですね!
そんな理由以外にも、乙種の中では乙4が一番メジャーなので、対策ホームページやら書籍やら、たくさんあります。
危険物取扱者試験の初戦としては取りかかりやすいでしょう。
◆難易度
私が高校時代まで化学ぞっこんだった。という点を除いても、それほど難しいものではありません。
乙4を受験する場合、多くは初受験になるので「法令」や「物化」も受ける必要があります。
その点を含めると、ちょっと覚えることが多い気がしますが、他の類に比べれば聞きなれた言葉が大半なので問題はないでしょう。
◆勉強方法
テキストと問題集を使用。
私の勉強方法は基本的に問題集を何度も解き続ける方法です(試験にもよります)。
危険物の試験は5肢択一です。
問題も、過去に出題されたものが出てきます。
ただし、問題冊子は持ち帰り禁止。公開されている過去問は公式ホームページにある一部のみ。
なので、先人たちの記憶が頼りですが、この方法がもっとも効率よかったです。
いきなり問題集をやり続けても、知識が0からではなかなか入らない。っていう方。
そういった時は、さらっと参考書やテキストに目を通してから問題集に入ると、少し楽かもしれません。
問題集をやってみて間違えたところを1セット(または1章)ごとにテキストを確認。
これを繰り返します。何度も何度も、ただひたすらに(。-`ω-)
問題集全体を3回ほど繰り返し続けると、7~8割くらいは取れるようになります。
物足りなければ他の問題集を買ってみたりすると良いです。
ただ、購入するときはなるべく解答に簡単な解説があるものを選ぶと、テキストを引っ張り出さなくても良いのでおすすめです。
本当は知識を定着させるために、分からない問題はテキストに戻って学習した方がいいのだけれど、「とりあえず合格したい!」ならある程度解説の載っている問題集をやり込んだ方が手っ取り早いかと思います。
ちなみに私はこれを使用しました。
頻出別になった問題集です。
実際受験してみて、この書籍に収録されている問題がほぼそのままいくつも出題されました。
こちらは前半に簡単なテキストと一問一答形式の演習問題。
後半(冊子を分割できる)に模擬問題と別れています。
演習問題をさらっとながして、後半の模擬問題を解き続けました。
ただ、上記2冊は改定されておらず、結構古いこともあり「ちょっと心配」とか「手に入らない」という方は、他の乙種でも使用した以下の書籍がおすすめです。
さて、次はメインテキストの紹介。
テキストは書籍ではなく、こちらのサイトを利用しました。
図解なので文字ばかりの書籍テキストより、はるかに見やすく分かりやすい。
スマホにも対応しているので電車やバスの中、ちょっとしたスキマ時間に勉強できます。
乙種だけではなく、丙種や甲種にも対応しています。
これから学習を始める方や、化学系が初学な方はおすすめします。
あとは、ほかの乙種や甲種の勉強でも使いましたが、以下のテキストもおすすめです。
ただ、基本的には上記サイトだけで十分かと思います。
本の方がやる気が出る(`・ω・´)b 的な方はどうぞー
種類別に発行されているこちらも問題が多く収録されているのでおすすめです。
◆結果
こんな勉強方法ですが、法令(93%)、物化(80%)、性消(90%)。
合格ライン突破です。
個人的にはもう少し点数が取れていると思っていたけど。
問題冊子が持ち帰れないので、自己採点も間違った箇所の確認もできません。
◆注意事項
他の試験でも同じことですが、マークミスはもったいない。
マークミスで不合格は、努力が水の泡ですよ。例年、どの試験でもマークミスで落ちる人がいるそうです。
勉強していれば試験時間が足らないということはありません。
解答が終わったらマークミスがないかしっかり確認しましょう。
また、問題は「正しい(誤っている)ものを選びなさい」「正しい(誤っている)ものの数を選びなさい」「正しい(誤っている)ものの組み合わせを選びなさい」という設問が大半です。
「正しい」ものを選ぶのか、「誤っている」ものを選ぶのか間違えないようにしましょう。
以上、危険物取扱者試験(乙4) 勉強方法&まとめでした。