ちょっと遅くなりましたが、先日合格した登録販売者試験について簡単にまとめてみましたー。
届いた合格通知を見て、良く受かったなぁとまるで他人事のよう。
実際に合格通知が来ないと安心できないのはいつものことです(;´∀`)
とりあえず、合格したので登録販売者試験について簡単にまとめてみました。
◆登録販売者とは
一般用医薬品を販売する資格のうちの一つで、第二類医薬品(指定第二類を含む)と第三類医薬品を販売することができる資格です。
登録販売者になるためには、各都道府県で実施されている登録販売者試験を受験し、合格すればOK。
今回受験したのは人用の登録販売者ですが、従事者登録をすれば動物用医薬品の販売も行うことができるそうです。
ただ、医薬品の販売に携わっている職業でなければ販売者登録は出来ないとのこと・・・。まぁ、今のところ合格自体に有効期限は設けられていませんので、登録をしないからといって合格が取り消されることはありません。
◆難易度
覚えることが相当数あります。
今までやった中ではトップクラスの量を覚えなければなりませんが、それでもCというランクを付けたのは実施地域にもよりますが、ある程度の出題傾向があるからです。
テキストメインの学習方法だと、一つの医薬品に覚えることがものすごく多くありますが、実際試験で問われる内容は限られてきます。(時たま意地悪な問題もあるようですが・・・
という訳で、過去問をメインに進めて行ってかつ、演習数をある程度こなせれば決して難しいものではありませんので、このランクとなりました。
都道府県によっては過去問を開示しているところも有るようですので、上手に活用してみてください。
◆勉強方法
基本的にというか、いつも通りですが、とにかく過去問をこなしました。
ただ、医療系はほぼ初めてだったので、さらっとテキストを読んでから過去問に
入りました。
あとは、以下のサイトも利用しました。
ネットにもいろいろな過去問サイトがあり、解説も簡単にですが載っています。
ただ、心配なのは改訂があった場合、最新のものになっているかは判断が難しいですね。
というわけで、最新の改訂に対応しているという問題集も購入。
あとは、分からないところや間違ったところの確認書籍として、
これを購入しました。
~ちょっと余談~
「7日間でうかる!」とありますが、
初学者がこの書籍を使って
7日間で受かるのはかなりハードルが高いです!
かなりハードルが高いというか、実質無理だろうなぁ。少なくとも私にはできませ~ん。
ただ、7日間にこだわらなければ、関係性の高い成分や、症状ごとにまとめているのでなかなか見やすいです。
第2章(人体)と第3章(医薬品等)以外は、それとなく「常識」っぽいところもあり、さらっと過去問に目を通しただけでもなんとかなっちゃうかもしれません。
問題なのは第2章と第3章。
第2章は人体に対する医薬品の作用の仕方や、各臓器の機能的な問題。
第3章は具体的な医薬品の作用や適用者についての問題。
薬学系(医学系)の勉強はほぼ初めてだったので、この2つには結構苦しめられました。
時間はかかりますが、一つの医薬品(成分)を中心に、作用や副作用、適用者、適用臓器、禁忌を関連付けると覚えやすいかなと思います。
同じような名前が並ぶ漢方系は、名前がカタカナしか書いていないテキストの場合、漢字を調べてみるとその成分や起源を推察しやすくなったりします。
◆勉強期間
まとまって取れたのは、直前のシルバーウィーク。
それ以外は何かと本務が忙しく(という言い訳)、スキマ時間を見つけては過去問を解くスタイルでした。
一応、勉強に着手したのは7月ごろから。第二種電気工事士と情報セキュリティスペシャリストとを並行してやる形だったので、実時間数としては少なかったかもしれません。
◆まとめ
平成27年度より受験資格(実務経験)が撤廃され、誰でも受験できるようになったためか、全体的に難化するのではという話が巷では流れていましたが、そこまで「難しすぎる!」という感じはありませんでした(オンボーダーでしたけどね
登録販売者試験設置当初に盛り込まれると噂されていた通称「爆弾問題」も、今回はなかったようなので、多分この先もつくられることはないのではないかと。
というか、「爆弾問題」を作るにしても、全都道府県で「爆弾問題」の難易度を調整しないといけないらしいので、現実的とは思えませんね。
あと、開催ブロックによるかと思いますが、毎年ほぼ確実に出る問題が何となく決まっています。
私が受けたところでは訴訟問題(スモン、サリドマイド、HIV、CJD)は全部出てきました。こういったところは得点源になるので、漏れのないようにしたいですね。
以上、登録販売者試験のまとめと勉強方法でした。